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刷毛目皿・小鉢

このへんから製作途中の写真を撮っていないので、いきなり完成品です。
いつもの半磁器土ではなく、ザラッとした目の粗い赤土に、刷毛目を残して
白化粧土を施しました。
まずは大皿。

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そして取り皿×2枚と小鉢。

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本来は素焼き前の半乾きの段階で化粧土を掛けます。
それは、完全に乾いてしまったところに掛けると、その部分の土が化粧土に
含まれる水分を吸って膨張し、割れてしまうからです。
しかし、私の制作工程では完全に乾かしてから削って形を整えるため
半乾きの段階で掛けることはできません。
そこで素焼きしてから掛けてみました。
それがどのように影響してたのかは分かりませんが、初めての挑戦にしては
気に入ったものができました。

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大皿は縁の立ち上がりがなく、ほぼ平らになりました。
ゴツイですね。

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取り皿というより小皿に近いサイズです。


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黒い鉢

土をろくろでいじっているうちに作れちゃいがちな形がこちら↓

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ここまでは比較的簡単にできるのです。
ここから深さを出したり、平らに広げたりするのが思うようにいかない。
この先を求めては何度も失敗を繰り返し、最終的に「深追いせずに
できた形を活かしてみよう」という境地に達しました。
で、できたのが↓

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直線的な形の鉢になりました。
このシャープな雰囲気に合う釉薬は、と考えて黒マット釉をかけました。
全体にかけたつもりが、なにかの理由ではじかれて内側はムラが出ました。

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ムラになった様子が景色と言えなくもない仕上がりで気に入っています。
真っ黒ではなくて、磨いた石のような風合いですね。

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柚子など黄色みの強い柑橘系と合わせるとグッと締まる感じがします。


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コンポートと壷

ココットと同じタイミングで作っていたのが同じく洋食器系のコンポート。
なんだか粘土をいじっているうちにできちゃったものです。

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なんかもう、ちょっと便器みたいな。
くじけずにこのグニャグニャしたフォルムを整えていきます。

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縁と足の部分に彫刻を施してみました。
このまま素焼きしておしまいにしても良かったのですが、青銅マット釉で
アンティークな雰囲気を出してみることにしました。

さて、一方の壷の方も、いじっているうちにできちゃった系。

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口の部分の平らっぷりが我ながら気に入った出来。

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コンポートとおなじく彫り込んで。
非常に楽しい作業でした。
こちらは素焼きだけして出来上がりということにしました。
完成品はこちら↓

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彫が浅くて釉薬に埋もれてしまいましたが、それなりに雰囲気が出ました。

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あれこれ盛り合わせるには少し小さめ。
足が短くてどっしりした雰囲気です。

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う……底が平らにできていないことが分かる写真ですね。


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ココッツ

ミニチュアにチャレンジし始めたときから、いつか必ず作ろうと思っていたのが
洋食器のココット。
ココットがいくつも並んでいるのって可愛いと思いまして。
2通りの作り方を試してみました。
左の3つは塊から削りだす方法。
右の2つはある程度形を作ってから削って整える方法。

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作り比べてみた感想は、塊から作る方が多少時間がかかるというくらいで
大した違いは感じませんでした。

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溝の切り方も2通りです。
左の2つは面を削る方法で、右の3つは溝を刻む方法。
右のほうがラインがガタガタで情けない……。
これに透明釉薬をかけて本焼き。

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その後、面を削る方法でもう1つ作ってみました。
素焼き段階の写真の右から2番目、一番小さいものは本焼き後の写真には
写っていません。
同じ大きさのココットを並べてみたいのに、なんだかテンデンバラバラ。
型を取って増やしたほうがいいような気もしております。

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それでも、こうして見てみるとなかなかに可愛らしいのです♪


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伊万里呉須ドラ鉢

ちょっと大きめのものが作りたくなってドラ鉢にチャレンジしました。

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塊の粘土から大まかな形を切り出し、半乾きの状態で手回しロクロの真ん中に
置いて、回しながら先の尖った道具で縁のラインに切り込みを入れました。
完全に乾いてからラインに沿って縁を削り出し↓

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伊万里呉須と弁柄で模様をつけました。

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柄は沖縄のやちむんを参考にしたのですが、筆が全然滑らなくて意図したように
のびやかな線を描くことができませんでした。

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無骨な仕上がりですなぁ。
イビツだし。
トホホ。

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どったりしているだけに、ごそっと盛る料理に似合います。


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丸紋茶碗

使いまわし最後なんでお許しを。

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最初はずどんとした形だったものを、お尻のほうを削りこんで↓

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茶碗の形に整えました。
伊万里呉須と織部釉で大きな丸い模様をつけてみました。

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全然ピント合ってませんけど。
さらに縁の部分を弁柄で色づけして本焼き↓

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……やっぱり織部が飛んでしまいました。
素焼きに模様を描いた段階では、けっこうボッテリついているように見えて
焼きあがってみれば、全然足りないくらいの出色でした。

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普通の茶碗が欲しかったので、それなりに気に入ってはいます。


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水玉茶碗

もう3回目の使いまわし画像ですしね。
サクサクいきますよ。

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削って↓

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底は四角く↓

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これはわりと気に入った形に出来上がりました。
伊万里呉須で水玉模様をつけて↓

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上手に焼けました~↓

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右の茶碗は上の記事で4度目の使いまわし画像とともにご覧ください。

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なかなか可愛く出来上がって満足です。

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下のお皿はプロのミニチュア陶芸家の方の作品です。
こういうシンプルなお皿って簡単に作れそうに見えてそうでもないんですよ~。


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織部飛ばし、のはずだった皿

えと。
下の記事と同じ写真の使いまわしなわけですが。
今度は皿です。

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矢印の指してるヤツを削って

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こんなんなって

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で、裏はこんなん。
もう2回目ともなると説明もこんなんですよ。
さて、ここに織部で模様をつけたわけです。

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筆でちょいちょいと釉薬を置いて「水玉模様♪」と思って悦に入っていたのに。
のに!

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なによコレ。
うっすら名残がある程度の仕上がり。
がっくりしたですよ。

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ま、フツーの皿ですな。
もっともっと薄手に作れるようにならねば。


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アラベスクもどき

普通サイズも思い通りには作れないのに、ミニチュアサイズならなおさらで。
手回しろくろを使いながら何度も失敗を繰り返した末に、どうにかこうにか
形にできた初のミニチュア作品は以下の5点。
そのうち、最後の本焼きまで仕上げることができたのは
手前右の伏せてあるものを除いた4点でした。

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矢印で示したものが今回ご紹介のDANSKのアラベスクもどきになります。
目の粗い土よりも滑らかでよく伸びる土の方が作りやすいので半磁器土を
使用しています。

普通サイズの場合は、土に柔らかさが残っているうちに糸尻を削ったりしますが
ミニチュアサイズだと半乾きのうちに触って少しでも歪みが出てしまうと
仕上がりに大きく影響するので、完全に乾かしてから紙やすりやルーターで
慎重に削っていきます。

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塵肺の恐れを感じるほどに粉まみれになりながら、こんな形に仕上がりました。
意図して作った形ではなく、結果的にできちゃったのが実情です。

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高台はこんな感じ。
これらを素焼きにしたあとは絵付け&施釉です。

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グレーの部分は織部釉で紺色は伊万里呉須。
アラベスクの柄は下絵付け用の絵の具を使ってみました。
(左奥の茶碗は、ここまで作ったのに不注意で割ってしまったのでした)
この上に透明釉をかけて本焼きへ。

絵の具を何度か塗り重ねたことが原因かどうかわかりませんが
焼きあがってきたら、模様の部分が盛り上がってしまいました。

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むー……微妙。
縁もガビガビしちゃって。

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まぁ、初めてだし。
柄を描く練習にはなったと思って自分を慰めることにしています。


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ご挨拶

はじめまして。
当ブログ管理人のちょりぞーと申します。
こちらは『chori's studio』というHPのミニチュアコレクションコーナー『ちっさ部』内で自作のミニチュア陶器を扱うために作ったブログです。
ミニチュアショーなどに出展されているプロの方々の足元にも及ばない腕前の私が奮闘している様を、全世界に向けて赤裸々に公開します。

2008年の夏、陶芸サークルに週1で参加するようになり、短い練習期間を経て秋にミニチュア陶芸を始めました。
十数名の参加者がそれぞれに自由なペースで作陶していて、ある程度作品が集まるとサークル主催者所有の電気窯で焼成してもらいます。
素焼きと2種類の焼成(還元・酸化)を交互に行っていて、作陶のペースが希望の焼成方法のタイミングとはずれる場合もあり、ろくろ成形から本焼きが仕上がるまでには、だいたい1ヶ月から3ヶ月程度かかります。

そんなこんなで、亀の歩みの如きのんびりペースの作陶でなかなか上達できずにいますが、今後も楽しみながら続けてゆきたいと思っています。
HPともどもどうぞよろしくお願いいたします。

※特にことわりがない場合は酸化焼成で仕上げています
※サイズは1/6を目標にしているので、1/12ドールハウスサイズより大きめです

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プロフィール

HN:
ちょりぞー
HP:
性別:
女性
趣味:
ミニチュアコレクション
自己紹介:
小さいものに目が無いミニマニアによる陶芸奮闘記なのです

 

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